エマーソンのガレージジャッキをメルカリにて購入しました。
確か2000円くらいで売られており、商品説明に
「一番上まで上がりきらなくなったのでジャンク扱いでお願いします。」
とのことが。
上の奴は3tまで上げれるものですが、そこそこの値段ですので到着したものによっては結構お買い得になるかもしれません。
ふと思ったのですが、このジャッキの正式名称って何が正解なのでしょうか?
フロアジャッキとか油圧ジャッキと呼んだりもすると思いますがどうなんでしょう。
それは置いといてともかく現段階だと上がりきらない原因が分かりませんが、とりあえず直せばいいっかと思い即決で購入。
そしていざ到着した現物を見てみると、状態はわりかし綺麗で見た目は問題なさそうですが、
やはりポンプを上下させてみると途中でジャッキの上昇が止まっている様子。
恐らくその原因だと思いますが、ジャッキを上げるときに上下にキコキコする部分(名前が分からん)からオイルが滲んでいるようでした。
あわよくばオイルの追加だけで一旦は事済んじゃうかなとも考えたのですが、結局何れは同じことの繰り返しになるだけなので、オイル滲みも修理することにしました。(滲みが酷くなって車持ち上げているときに突然油圧抜けってのも考えただけで恐ろしいので)
恐らくoリングの劣化とかが原因だと思われるので、まずはサイズ確認のためにも分解してみます。
画像の青丸の部分のナットを外しますが、なんとナットの大きさが18mm。
何故17mmにしなかったのか作った人に聞きたいです。
上のナットを外すとサイドのプレートがずらせるようになるので、ジャッキを上げるときに上下にキコキコする部分を外すことができます。
上がジャッキを上げるときに上下にキコキコする部分を
引っこ抜いてoリングも外した状態ですが、触った感じoリングが固かったので
劣化して上手くシール出来ていなかったのだと思います。
oリングがはまっている溝の軸径を測ってみると、ざっくりΦ7~7.5mmくらいでしたので
oリングは内径6.8mmの線形1.9mmをホームセンターにて買ってきました。
あとは元に戻してオイルの継ぎ足しとエア抜きをやります。
ガレージジャッキのエア抜きの正しい方法を知りませんが、上の写真の青丸部分を緩めるとプシュッとエアが抜けるようでしたので、
ジャッキをキコキコする→青丸部分を緩めてエア抜き+オイルを継ぎ足す→ジャッキをキコキコする→…
をエアーが抜けきるまで繰り返すようにします。
オイルはホームセンターにてガレージジャッキ用のオイルを買ってきました。¥700-くらい
ここでアマゾン見てみたらまさかの¥300-も安い。ちょっと後悔。。
そうして何度か繰り返してとりあえずジャッキは上がるようになったのですが、ここで別の問題が発生。
最終確認でジャッキのオイル漏れを確認していると、
写真の青丸で囲っている部分からオイルとエアーが漏れていることが判明
まじか。。と思いつつとりあえず青丸の部分を外してみると、
ここにもoリングがあったのですがちょっとあまり見たことないようなサイズをしています。
ネットでググってみるとどうやらG規格というサイズのoリングっぽい
因みに最初に使ったoリングは規格でいうとP規格のP-7というサイズです。
前回ホームセンターにそんなサイズ規格なかった気がしたので、MISUMIで調べてみることに。
上の画像のMISUMIでちょうどよさげなサイズが一応あったのですが、
購入が10個単位(1個でも買えそうでしたが現在納期未定でダメっぽい)で納期が実働7日という何とも買うのを躊躇う状態に。
ところがアマゾンで探してみるとあっさりと見つけることに成功
単品ではありませんが、いろいろなサイズがセットになったものでなんとお値段¥635-也
初めに使ったoリングのサイズに近いのも入っており、最初からこれを買っておけばよかったとまたまた後悔する羽目に。
アマゾンですので注文した次の日には商品が到着しました。
実物確かめた感じ品質も全然問題なさそうで、内径6mmの線形3mmがジャストフィットです。
オイル漏れもなく無事にフルボッキするようになりました。
あとは油圧をかけた状態で数日放置してみて、各所オイル漏れがなければ完了という風にしておきます。
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