新生活がスタートしましたが、この時期になると高校卒業してすぐに中型バイクと車の免許を取得しに大学に通いながら自動車学校に通っていたことを思い出します。
バイクや車に乗り出したころから整備やカスタムをショップにお願いせず、ネットや知り合いに聞いたり調べながらDIYをしてきましたが、時が経つのは早いものでもうDIY歴は10年以上という一般企業ではベテランと呼ばれるくらいの経験と年数が経ちました
これだけ時間が経つとそれなりに様々な車種を所有してきましたが、過去どんなものを弄ってきたかな~と思い記憶を遡ると
Ninja250R→シルビアS15スペックS→S15オーテック→S15スペックR→インパルス400→バンディット250V→クオリス
といった感じでもっと細かく言うと原付が入ってきたりしますが、その中でも一時はシルビア沼にはまってました(厳密に言うとS15オーテックは部品取りだけで乗ってはいませんが)
こんな感じでそこそこ長い年数様々な車種のDIYをやってくると、整備する際に必要不可欠な工具がそこそこ揃ってきます。
その都度買い足しているのでサイズやメーカーに統一感は一切ありませんが汗
なので今回は自動車やバイクを整備する際に私が今まで買ってよかった、持っててよかったと思える工具を紹介していきたいと思います
他の方からすると【それはいらねえわ!!】とか【もっといいのあるわ!!!】等々絶対あると思いますが、あくまで私個人の意見ですので参考にするしないは皆様にお任せします。
ツールセット
まず初めはどんなサイズのスパナやソケットを準備していいのか中々思いつかないと思いますので、そういう時は色々な工具がセットになっているものを買うのがベストです
あと工具箱がセットになった物だと収納も楽ですし、何より見た目がすごくいいです
このように初めはブランドなどを気にせず、実際に使いだして足りないものをその都度買い足していくような形がいいかと思いますし、工具は本当にピンキリの世界ですのでとにかく価格が安いやつでも中身さえ揃っていれば充分出来ます。
セットになった物を選ぶときは最低限ラチェットレンチとディープソケットが含まれていると作業に苦労しないかなと個人的に思います
そのうちあのブランドの工具が欲しいな…とか絶対に出てくると思いますが!
因みに私はいつかsnap-onのツールキャビネットで全て工具を揃えたいなと(軽自動車が買えるくらいの金額ですが)
スピンナハンドル(ブレーカーバー)
整備等をやらない方にはあまりなじみのないワードかもしれませんが、簡単に説明するとスピンナハンドル(ブレーカーバー)というのは持ち手の長いソケットハンドルです。
経年劣化等で固着してしまったボルトとか(特に車の足回り)はびくともしないくらいガチガチで普通のスパナやラチェットレンチとかじゃ緩む気が全くしませんが、そういう時にテコの原理を応用して持ち手の長い工具でボルトを回す力を増幅してあげるためにスピンナハンドルを使用します
特にラチェットレンチで無理な力をかけてしまうと最悪ギアが吹っ飛んで工具が壊れます(現に今まで恐らく3本くらいラチェットをぶっ飛ばしました)
長ければ長いほど緩める際に楽になるのですが、あまりに長すぎると今度は工具を取りまわすスペースが無くて使えないといった問題が起こりますので長さを何種類か持っておくのが理想です
私もKTCのスピンナハンドルを愛用していますが400mmという長さと強度がちょうどよくてお気に入りの工具の一つです
ペンチ類
ペンチもいざという持ってて損はないと思う工具の一つです
ペンチも一言で言っても様々な種類があり、狭いところにある部品を指じゃ上手く掴めないときはラジオペンチのような先端が細くなっているタイプが有効であったり、舐めたボルトやネジを外す際にはネジザウルスという特殊なペンチを使用したりと多岐に渡ります
特にエンジニアというメーカーから発売されているネジザウルスは本当に優れた機能を持つ工具だと思います
通常のペンチとしてももちろん使用できますが、他のペンチとは違う一番の機能は舐めてしまったネジやボルトを緩めることが出来る点です
通常のペンチでも舐めてしまったネジを緩めることは出来なくないですが、やはりしっかり掴んでいるつもりでも滑ってしまい、ネジを外せないことがほとんどです
しかしネジザウルスだと先端形状が特殊になっており、他のペンチと同様にネジやボルトを掴んでもがっちりと固定できるのでネジやボルトを緩めることが可能です
これは一度使ってみるとわかるのですが、ネジザウルスで掴んだ時はびっくりするくらい安心感が違います(個人的には掴んだ瞬間「これイケるな」って思うほど)
なので先端形状の細いラジオペンチと通常のペンチ+ネジ外しの機能を併せ持ったネジザウルスの二本を工具箱に入れておけば間違いないかと思います
サイズが二種類ありますが、大きい方が力もかけやすくお勧めです
ナットツイスター
こちらも先ほど紹介したネジザウルスと同じような話になりますが、コーケンから発売されているナットツイスターもお勧めです
どういったものかというとこちらも舐めてしまった六角ボルトを外すことが出来る工具で、外観は普通のボックスソケットですがボルトを入れる部分がらせん状のような形状をしており、この形状のおかげでナットツイスターを嵌めて回す際に舐めたボルトに食い込んで緩めることが可能です(外したボルトは再利用できませんが)
一見するとネジザウルスと変わらなくない?と思いですが、こちらはネジザウルスで緩めるようにも力が足りなくて緩まないといった場面で活用することが出来ます
ネジザウルスは小トルクで締め付けられているネジなどには有効ですが、錆などで固着していたり大きな径のボルトなど大トルクで締め付けられている部分は、ネジザウルスじゃよっぽどの力持ちでないと不可能かと。。
しかしナットツイスターなら普通のボックスソケットと同じ使い方ですので、スピンナハンドル等に取り付けて大きな力を掛けることが出来ます
通常車などでよく登場する、もしくは舐めやすいボルトサイズだけ工具箱に忍ばせています
値段は少々お高いですが、いざという時に本当に助かる工具ですので持ってて損しない工具だと思います(整備しててボルトを舐めてしまったときの絶望感は半端じゃないので笑)
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