今回本格的な車のガラスコーティングに初めて挑戦してみました
今まではスプレータイプの簡易コーティングは良く使ってきたのですが(シェアラスター等々)
ガラスコーティングは下準備や施工が難しい等で幾分敷居が高いイメージがあり手を出していませんでした
今回は漸くチャレンジしてみよう!という気持ちが出来、どうせなら本格的に車を綺麗にしようと思いましたので、その際に実際に行った準備や施工の流れを下記のように解説していこうと思います
因みに今回使用するコーティング剤は以前からずっと気になっていたピカピカレインプレミアム【滑水性】です
他では聞かない渇水性となるものがどんなものか楽しみすぎて…
1.準備したもの
・通常の洗車グッズ(カーシャンプー、バケツ、洗車スポンジ等) |
・水垢、鉄粉除去道具(トラップ粘土、鉄粉取りシャンプー) |
・ポリッシャー(E-Value ランダムサンダー パッド径125mm EWS-220R) |
・コンパウンド(SOFT99 (99工房) 補修用品 液体コンパウンドトライアルセット 09193) |
基本的には普段の洗車グッズを準備しておけば問題ありませんが、今回私はガラスコーティングを施工するなら本格的に行おうと思い、鉄粉除去グッズやポリッシャーなどを追加で準備しました
特に上のカーメイトさんの鉄粉取りシャンプーは値段も安く鉄粉だけではなく水垢もよく落ちるので普段から愛用しております
ポリッシャーはトラップ粘土で鉄粉取りを行うと確実に粘土キズがボディに残りますのでコーティング前の磨き用として準備
それとガラスコーティングを施工する際、元のコーティング等が残っていたりすると新しいコーティングが定着しにくかったり、本来の性能を発揮できなくなる可能性もあるので出来ればコーティング剥がしは必須と思っていたほうが良いかもしれません
2.水垢、鉄粉除去
水垢と鉄粉除去の前にまずはササッと普通のカーシャンプーで洗車
こっからがまず第一の関門で、私の車は古い車でボディ表面や細部に頑固な水垢がついておりそれを除去していきます
写真のようにパーツとパーツの間には真っ黒な水垢がびっしりとついており、このような水垢は普通のカーシャンプーではまず一ミリも落ちませんので水垢取りシャンプーで地道に落としていきます
水垢取りシャンプーを原液のままスポンジに垂らして、ボディや水垢の酷いところに塗るようなイメージで使用し、液と鉄粉や水垢が反応するのを少し待ちます。更に黒い水垢の部分は放っておいても取れないので、歯ブラシを使用して地道にゴシゴシとブラッシングして落としていきました
長年の水垢が蓄積されており、これでもまだ完全には落とせてはいませんがこの状態にまでもっていくのでさえかなり時間がかかりました。。
こんな感じでボディ全体を地道に綺麗にしていきますが、やっている途中で全て終わらせるのに何日もかかることに気が付き絶望感…
に襲われたので、とりあえず今回はコーティングを部分的にすることにして一部だけ清掃することに
次にある程度水垢を取った後は鉄粉除去ですが、鉄粉取りシャンプーでもある程度鉄粉は落ちますが深く食い込んでいる鉄粉は流石に取れないのでそういうところはトラップ粘土の出番になります
まだまだ見た目でも分かりますが、ボディを手で触ってざらつきがあった場合はまだ鉄粉が残っている証拠です
使い方は簡単でシャワーで水を流しながら粘土をボディの上を滑らせるようにして使用します
ある程度滑らすとびっくりするくらい黒いのが粘土についていましたので、先ほど使った面が内側になるように粘土を半分に折り返して再度綺麗な面で同様の作業を繰り返します
この作業も何回か繰り返して漸く手で触ってざらつきが無くなったら磨きに移ります
3.ポリッシャーにて磨き
漸く磨きです
ここまでたどり着くのに相当な時間がかかりました。。
今回ポリッシャーを使用するのも初めてですのでここにきて失敗しないかとても緊張
よくネットで紹介されているリョービのRSE-1250を買おうか迷ったのですが、半額くらいで売っていたE-VALUEのEWS-220Rというポリッシャーにしてみることに
なんとAMAZONだと新品で4000円以下で買える激安品
パッドはマジックテープ式でしたので、その辺のホームセンターに売っているものが使えるのはいいですね
あとダブルアクションだと研磨力が弱く、初心者向けらしいのでちょうどよかったです
磨きに関しては全然知識がないので何とも言えませんが、事前に猛勉強して得た知識だけまとめると
・コンパウンドはつけすぎない
・水気は完全に取る
・コンパウンドは使い切る
特に二番目の水気を取るのはかなり重要だと感じました
磨き中にちょっとでも水分を拾うとコンパウンドが一生伸び続けてウエスで拭いても取れなくなる事態が発生して大騒ぎでした。。
鏡面とまではいきませんが、目に見えていた擦り傷等が無くなったので良しとしておきます
とにかく四苦八苦しながらの作業で上手くいったのかどうか分かりませんが、この辺はもうちょっと経験を踏んで改めて紹介できればいいなと思います
4.ピカピカレインプレミアム施工
これまで長い長い戦いでしたがやっと真打のピカピカレインプレミアム【滑水性】の登場です
某ラジオ(NACK〇)でめちゃめちゃ紹介されていたものは本物なのでしょうか…
中身はふき取り用のクロスが1枚と塗付用のスポンジが3つ入っていました
ただキャンペーン中だったのか+αでふき取りクロスがもう1枚ともう公式HPには販売されていない?マイクロファイバーセームが二枚付いてきました
肝心の施工方法は付属のスポンジに液を2~3滴染み込ませてボディに塗り付ける→付属のクロスでしっかりふき取るといったとても簡単な手順
説明書に一番初めはスポンジに多めに染み込ませる(5~6滴)ほうが良いと書いてありますが、実際にやってみた感じ5~6滴+αを染み込ませたほうが塗りやすかったです
一度に広い範囲を塗るのではなく20~30cm四方くらいの範囲を繰り返していくのですが、白色のボディだとどこまで塗ったのかが途中で分かりにくくなることがありちょっと苦戦しました
今回は取り敢えず下処理等の関係でボンネット、ルーフ、左右ドア(4枚)を施工しましたが、画像でも分かると思いますがなかなかの仕上がりではないでしょうか?
施工後はギラギラした艶というよりかはしっとりとした艶感があり上品な仕上がりになったと思います
まだ車全体の施工が終わっていませんが、液は三分の二程度残っていますのでステーションワゴンクラスのサイズだと少し余るくらい~ちょうど使い切るかなといった感じです
あとは肝心の渇水性がどうなのかが気になりますが、硬化時間が12時間必要でまだ試せていないのでこれは後日記事にしたいと思います
5.まとめ
今回初めてのガラスコーティングを施工してみましたがコーティング自体はとても簡単でもっと早くやっていればよかったと思いました
ただこれが初めてなのでピカピカレインプレミアム【滑水性】だったから簡単だったのかは分かりませんが。。
因みに各段階でかかった時間ですが
水垢、鉄粉除去…約1日
磨き…5時間
コーティング塗付…1時間
といったところです
とにかく水垢取りが過酷すぎて大変でした。。
とにかく艶と渇水性を求めるのでしたらそこら辺の時間は短縮できると思うので、普通の洗車+一時間程度で出来るのはとてもいいと思いました
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